食用廃油から石鹸を作ろう!
天ぷら・唐揚げなどを作った油をそのまま捨てていませんか?
手作り石鹸なんてなんだかか難しそうと思われるかもしれませんが、材料を入れて、混ぜて、乾燥させるだけでできます。 廃油で作った石鹸は、汚れが良く落ち,手が荒れません。
洗面、炊事、洗濯、掃除、何に使っても問題ありません。
水につけておくと液体石鹸として使えます。
材料
- 苛性ソーダ:1212g
- 米のとぎ汁:2.28リットル
- 廃油:8リットル
- 酢:0.436リットル
- 18リットル缶:1個
- 攪拌プレート:t1.6~2×50×600L位
(ステンレスが良い)
(苛性ソーダの溶解に使用) - 流し込む型:アイスクリーム、牛乳パック等の小型容器
- 玉じゃくし、保護具(ゴム手袋、軍手)
手順
- 缶に米のとぎ汁を入れ、苛性ソーダをパラパラと入れる
攪拌プレートで攪拌(今回使用した撹拌機は石鹸サンプルテスト用撹拌機10リットル用のSPB25-107です。)、溶液はかなり発熱するため、 ゆっくり跳ね上げないように攪拌します。(2~3分で溶解) - 苛性ソーダが溶けたら、廃油を静かに入れてください。
- ミキサーを下げ、羽根の位置が液面から
120mm以上で、底面より50mm以上に
なるように位置を決め、固定してください。
ミキサーのスイッチを入れる。
15分~30分攪拌(オイルの質により変わります)、トロっとしてきたら完成です
(細い線が書けるくらいが最適です) - 中和と臭いけしのために酢を入れ、3~5分攪拌
- 型に流し入れる。まだ熱いので、軍手着用
- 作りたてはアルカリが強いので肌につかないように注意してください。ついたらすぐ洗ってください。
- 石鹸を入れた容器をを並べて2~数日乾かし、型から外してさらに乾かしてください。
(廃油の質、天候の状態により、乾燥日数が違います)
1ヶ月以上ねかすと良質の石鹸になります。 - 切りくずはまとめて水につけておくと、液体石鹸として使えます
(あとでまとめて攪拌し、液体石鹸として使いきりましょう!)